中国の国家安全監督管理総局の駱琳(ルオ・リン)局長は23日、黒竜江省鶴崗市の炭鉱で21日未明、発生した大規模なガス爆発事故の原因について、「監督管理部門は同炭鉱作業現地の安全に対する点検が不十分である。これは職責の不履行による事故だ」と断定しました。
これは駱局長がこの日開かれた事故原因調査委員会で述べたものです。駱局長は「調査結果によると、地下坑道での作業は過密化しており、通風設備は災害への緊急対応能力が低い。また、事故発生後、二次的なガス爆発を防ぐため坑道内の電気を消し、現場の全員が撤退する緊急対応を実施しなかった」と述べました。
なお、今回の事故によりこれまでにあわせて104人が死亡しましたが、まだ4人が坑道に閉じ込められたままです。救出された作業員の中で65人が負傷し、このうち6人が重症となっています。(万、村田)
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