イスラエルメディアの11日の報道によりますと、エジプトはパレスチナ内部の和解斡旋を中止するとし、ファタハがヨルダン川西岸を治め、ハマスがガザ地区を治める現在の状況を維持するよう提案したということです。
今年2月以来、エジプトの斡旋の下で、パレスチナ各派は6回にわたる和解対話を行い、一定の進展が見られましたが、ファタハとハマスは連合政府の設立と拘束者の釈放などをめぐる問題で最終的な合意に達することができませんでした。第7回の和解対話は7月末に開催される予定でしたが、ハマスはエジプトを通じて、「対話の前に拘束されているハマスの関係者をすべて釈放しなければ、今回の対話をボイコットする」旨の要求をファタハ側に突きつけました。
また、別の報道によりますと、エジプトはパレスチナ各派の総選挙及びガザ地区復興に関わる委員会の設立を後押ししていくということです。(翻訳:ヒガシ)
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