パレスチナ自治政府のアッバス議長は8日、ヨルダン川西岸の都市ラマラで、イスラエルが「中東和平のロードマップ」を順守すれば、パレスチナは直ちに和平交渉を始めると述べました。
アッバス議長は「交渉前、イスラエルは『ロードマップ』の第1段階を実施しておくべきだ。つまり、ヨルダン川西岸と東エルサレムでのユダヤ人入植地の住宅建設を停止し、東エルサレムでのパレスチナ自治政府施設の回復を認め、パレスチナから部隊を撤退させなければならない」と強調しました。その上で「それが完了次第ただちに交渉を始めることができる」と述べました。(鵬・安藤)
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