劉延東中国国務委員は11日、北京で「効果的な措置を講じて、文化遺産の保護事業を確実に推進させていく」と述べました。

　13日は中国の文化遺産デーを迎えます。11日、中国無形文化保護および古書保護の人物表彰テレビ電話会議が北京で開かれました。会議の席上、劉延東国務委員は、「文化遺産の保護を強化することは中華文明を受け継ぎ、国家の必要によるものだ。今後、関係部門は、全面調査を推進し、リストを作り、文化遺産の保護における科学技術の運用を強化し、文化遺産の保護を強化させていく。また、文化遺産の保護に対する社会全体の理念と意識を強化していかなければならない」と述べました。

　なお、文化遺産デーが設定されて以来、チベットのポタラ宮の修繕、三峡ダム地区の文化財の保護、万里の長城の文化財調査などが大きな進展を遂げました。（翻訳：トウエンカ）