チベット自治区チベット病院のドラドイ院長はこのほどラサで記者のインタビューに答え、「チベット医薬は中国で最も完備した影響力のある民族医薬で、いま、2000年の歴史を誇るチベット医薬は発展の黄金時期を迎えた」と語りました。

　チベット医薬はチベットから起源し、漢方医薬や古いインドの医薬、古いアラビアの医薬を生かして発展してきたものです。

　ドラドイ院長は「1951年チベットが平和解放される前、チベット医薬の発展が緩やかだった。和平解放してから、国や自治区はチベット医薬機関を整備し、多くの人材を育てた。また、チベット医薬の科学研究に力を入れ、チベット医薬はチベットで特色のある中心産業の一つとなった。2007年、チベット医薬の生産価値は6億6千万元に達した」と語りました。（04／07　翻訳者：Lin　チェッカ0：吉田）