中国仏教協会チベット分会のドゥプカン・トゥプデンケドゥプ会長は6日、「チベット仏教はこれまで良好に発展しており、チベットにはいま1700ヶ所あまりの寺院が設けられているほか、4万6000人あまりの僧侶、280人あまりの活仏がおり、数としてはいずれも世界一だ」と発表しました。
ドゥプカン会長は、その際「チベットでの各民族の宗教活動は内容が豊富で、信者の家には仏壇などが置かれており、僧侶たちは寺で宗教活動を行うほか、宗教を信仰しない一般の人とも交流することもでき、いかなる圧力と制限も受けていない。これは、チベットでのおよそ50年にわたる民主改革の成果であり、宗教の信仰自由が実現されていることの現れだ」と述べました。
ドゥプカン会長は、さらに「この50年、チベット族の文化も保護され、絵画、飾り物と他の文化財の保護、それに人材の育成などが程よく進められている。いま、チベット文化の絶滅を訴える声があるが、それはまったく根拠のないものであり、これを訴えるものはチベットを少しも理解していない」と強調しました。
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