温家宝首相は5日午前、全人代の活動報告で「今年度の政府活動は、国際金融危機に対処し、安定した比較的速い経済発展の促進を主軸とする」と明らかにしました。

　温首相は、さらに「各方面を総合的に配慮しながら、重点を際立たせ、経済の安定した比較的速い発展を促すための包括的計画を全面的に実施する。具体的には、政府の投資を大幅に増加させ、2年間で総額4兆元に上る投資計画を実施することや、構造的に減税し、国内の需要を拡大すること、広い範囲にわたり産業調整・振興計画を実施し、国民経済全体の競争力を向上させること、自主イノベーションを大いに推進し、科学技術によるサポートを強化し、発展の底力を増強させること、社会保障レベルを大幅に引き上げ、都市・農村の雇用を拡大し、社会事業の発展を促進することである」と述べました。(鵬・吉田)