今年の1月14日から2月25日までの期間に、中国政府は相次いで十の産業に関する調整振興計画を打ち出しました。この十の産業とは、自動車、鉄鋼、繊維、設備製造、船舶、電子情報、石油加工、軽工業、非鉄金属と物流です。

　世界的な金融危機の中国経済への影響が続く中で打ち出されたこの十大産業振興計画は、産業の統合とグレードアップを推進するだけでなく、8％のGDP成長率の維持にもプラスとなり、中国経済の成長にプラスとなります。

　これら計画にかかわる分野からみれば、国民経済の柱となる産業もあり、重要な戦略的産業や国民生活に緊密にかかわる産業もあり、その生産高は中国経済全般の3割以上を占めています。（翻訳：周莉）