中国外務省の馬朝旭報道官は24日、北京で開かれた定例記者会見で、アメリカのクリントン国務長官の訪問について、「両国の相互理解を深めた。これは、新しい時期の両国関係の健全な発展に有利である」と評価しました。

　20日から22日まで、クリントン国務長官は中国を訪問し、胡錦涛国家主席や温家宝首相ら指導者と会談しました。

　馬朝旭報道官は、「双方は両国関係や共に関心を寄せる問題について深く意見を交わし、積極的な成果を上げた」とした上で、「双方は、両国関係を非常に重視し、積極的に推進していくという願いを確認した。そして、ハイレベルの交流や各レベルの対話を密接に保っていくこと、各分野の交流や強調、協力を強めていくことで合意した」と述べました。（朱丹陽）