任政光横浜華僑総会会長と握手する崔天凱中国大使
中国の伝統的なお正月・旧暦のお正月が間もなく訪れる23日、日本駐在中国大使館の崔天凱大使は横浜中華街を訪れ、そこに暮らしをしている華僑華人を見舞いました。
崔天凱大使は横浜華僑総会の任政光会長と会った際、「過ぎ去った2008年に、中国の四川省で大地震に見舞われ大きな損害を受けた。その際横浜の華僑華人を含む全世界の華僑華人は四川省の被災民を支援する手を差し伸べた。4月に長野県でオリンピックの聖火リレーを行う時に、華僑や華人の皆さんも様々な形で声援を送った。」と述べました。
祖国大陸故郷の教育事業に多大な貢献した故呉桂顕氏の
未亡人呉柳東成氏と親しく話し合う崔天凱中国大使
横浜華僑総会の各会員団体の指導者と会った際、崔天凱大使は「昨年、中国は各分野で大きな成果を収めた。中日関係の面でも大きな進展を見せた。これは、横浜の華僑華人を含む日本各地の華僑や華人の努力と切り離すことはできない。」と長野県で行った聖火リレーや胡錦涛国家主席の日本訪問などを振り返りました。
横浜中華街にある関帝廟を見学している崔天凱中国大使
崔天凱大使はまた、今はなく呉桂顕氏の未亡人・呉柳東成氏を見舞いました。呉桂顕氏は生前、「中華民族の振興は教育から」ということをモットーに、中国大陸の教育事業の発展、人材の育成、北京アジア競技大会の開催、長江三峡ダムの建設、希望小学校の建設などに膨大な資金を投じました。
崔天凱大使は、横浜中華街にある関帝廟とマソ廟を視察し、横浜台湾同郷会の余玉隆副会長が経営する店を訪れ、余副会長と親しく話あいながらウーロン茶を楽しみました。
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