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1時間目 中日提携によるアイドルグループ「Odyssey」がデビュー、
コーヒーで結ばれる中日交流
担当:王小燕、斉鵬
今年も8月に入りました。少し前まで熱帯夜が続いた北京では、この頃、最低気温は24℃以下の過ごしやすい夜になっています。とは言いながら、昼間はまだ本格的な夏です。こんな中、この真夏の暑さにも負けていない情熱的なアイドルグループがデビューしました!
中国と日本のエンタメ界が提携して送り出した男性アイドルグループ「Odyssey」の皆さんです。位置づけは 中国初の「動次元」(どうじげん)グループ。「動次元」は多くの人にとって、まだ馴染みの薄い言葉ですが、「次元の間を動く」という意味だそうです。すでに選ばれた4人のメンバーのほか、募集中の5人目のメンバーも合わせ、計5人のグループです。まだメンバーを募集中にもかかわらず、7月14日にデビュー。デビューイベントの映像や写真を見ても、5人目のメンバーだけ、漫画のお面をかぶっていました。
デビューソングの「明日の歌」は作詞、作曲が『デジモンアドベンチャー』挿入歌「brave heart」を歌ったシンガーソングライターの宮﨑歩。曲は音楽プロデューサー・鎌田 俊哉とのコラボレーションです。北京各地でロードショーの際、大人も子供もメロディーを聞くと、一緒に踊りだすような、不思議な魔力がある歌です。どのような歌なのか、ぜひお聞きください。
後半の「スペシャル・バスケット」では、コーヒーで結ばれた中日の交流現場を取り上げます。先月北京で開かれた「第5回国際コーヒー展覧会」(カフェショー)で取材しました。
日本では「コーヒー界のレジェンド」と呼ばれている田口護さんが、中国のコーヒー愛好者の中でどのように知られており、何故尊敬されているのか、カフェショーを訪れた来場者にマイクを向けてみました。
カフェショーで田口さんのサインを見せる唐山からの親子(左)、記念撮影をする読者(右)
田口さんは現在、雲南省徳宏にコーヒー農園を持つ「北京中珈道珈琲文化伝播有限公司」の技術チーフディレクターを務めています。経営者の郭軍さん(内蒙古出身、45歳)は、両親の代からレアアースの鉱山採掘、加工、分離、輸出を手掛ける会社の経営者でした。しかし、今では、「田口さんのお陰で、私たちはコーヒーの"種子"(栽培)から"杯子"(カップ、焙煎、抽出など)、そして、"卓子"(テーブル、カフェの経営)をカバーする、一連のコーヒービジネスをする会社に変身しました」と言います。
レアアースの鉱山からコーヒー農園への転換。並大抵ではないの努力があったと思います。一体、何故このような展開になったのか。また、国をまたいで、コーヒー界の大ベテランとコーヒー初体験という中国人若手経営者とを固く結んだ絆とは?郭軍さんのインタビューをぜひお聞きください。
(左)郭軍さん (右)カフェショーのコーヒーフォーラムで郭軍さんを来場者に紹介する田口さん
2時間目 私たちの北京留学生活~小畑莉央さん、中山義成さんに聞く
聞き手:王小燕
先週まで、CRIでインターンをしていた日本人留学生のお二人に話を伺います。題して、『私たちの北京留学生活』です。ゲストは早稲田大学政治経済学部三年で、この7月まで北京大学国際関係学院で一年間の交換留学をしていた小畑莉央さんに、日本大学経済学部三年で、この春から対外経済貿易大学で一年間の語学留学をする予定の中山義也さんです。
お二人は、中国留学を決めた理由は?実際に体験した中国での大学生活で、何が印象に残ったのか。また、各地の旅行や現地の人々との密度の濃い交流を通じて感じた生の中国、生の中国人とは?
最後はお二人が実体験に基づく、中国留学へのお誘い、そして、「中だるみをせずに、有意義な留学生活を送る」上でのコツです。今回は逞しく、異文化交流を楽しむ若者の物語です。どうぞお聞き逃しのないように。
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