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5月2日 火曜日

2017-05-02 18:54:32     cri    

一時間目 北京最大級のアートフェア「アート北京」、12回目の開催

担当:王小燕、斉鵬

 北京では、カエルの大合唱が聞こえる季節になりました?!色とりどりの花を咲かせている季節でもあります。

 今回の番組では、最近届いたリスナーさんのお便りをご紹介した後、メーデーの連休中、北京で開かれたアートフェア「アート北京2017」での取材をお送りします。

 

 「アート北京」は春の北京で開かれる最大規模の美術見本市です。12回目の開催を迎えた今回は4月29日~5月2日まで、北京農業展覧館で開催されていました。

 コンセプトは「ローカルからアジア全体を見る」。現代美術、古典、デザイン、パブリックアートという4つのセッションに、15の国と地域から160社余りのギャラリーや関連団体が出展していました。

 今回はアートフェアの全般的な様子と共に、東京から出展のアートスペースAMディレクター・本尾久子さんのインタビュー(写真下・右)をお送りします。本尾さんのブースには、写真家・荒木経惟さんの最新作「花遊園」シリーズ16枚が出展されていました。荒木さんに関するトークセッションにもゲストとして参加した本尾さん。今回のアート北京の出展に寄せる期待などについてお話を伺いました。

 

二時間目 「マンガデザイン」が国境を越える~中国伝媒大学客員教授・吉良俊彦さんに聞く

聞き手:王小燕

 今回のゲストは東京から出張で北京にお見えのベテラン広告人・吉良俊彦さんです。

 吉良さんは大手広告代理店での仕事を踏まえ、日本で「マンガデザイン」という新しい手法を開発し、それをビジネスでの活用にも成功しました。

 吉良さんは先月、中国で広告人材やジャーナリストを育成する大学「中国伝媒大学」から客員教授に招かれました。それを記念するための特別講演会が3時間にわたって同大学で行われました。その内容は言うまでもなく「マンガデザイン」でした。

 「日本オリジナルコンテンツ」として位置づけられている「マンがデザイン」とは?この分野において、コミュニケーションの最先端で活躍しているベテランが、中国の若手クリエイターと協力する可能性をどうとらえているのか。吉良さんのインタビューをお聞きください。

 【プロフィール】

 吉良俊彦(きら としひこ)さん

 マンガデザイナーズラボ株式会社・プロデューサー

 上智大学法学部卒業後、株式会社電通に入社。様々なラグジュアリーブランドをはじめ、各社のメディア戦略およびプロジェクト、FIFAワールドカップ等のスポーツ・文化イベントの企画プロデュースを行う。

 2004年 電通退社。

 2011年、マンガデザイナーズラボ設立。マンガデザインプロデューサーとして、「マンガデザイン」による公告企画のプロデュースを手掛け、マンガをコミュニケーションソリューションとしてビジネスに活用している。

 大阪芸術大学デザイン学科客員教授、日本女子大学講師

 2017年4月から 中国伝媒大学客員教授

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