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1時間目:「ネコノミスク」VS「0.8ライフ学」
<ライフマガジン>
話題1:「ネコノミスク」
リスナーの皆さんには、ネコ好きな方がいらっしゃいますか。アベノミクスの信頼性に常に疑問が投げかけられていますが、「ネコノミクス」は日本で大きな成功を収めているようですね。日本では、2月22日は「猫の日」とされて、盛大にお祝いされています。今年でもう30回目となりますね。また、「ねこのて」パンや、猫型のアイスクリームなど、あらゆる猫をモチーフとした食べ物や関連グッズ、書籍などが飛ぶように売れていますね。さらに、猫をテーマとした各種観光ツアーなど、「ネコノミクス」という提言も現れており、ネコノミクスが低迷する日本経済に一条の光を与えているとみられていますね。こちら中国でも、ネコブームが徐々に広がっています。主な原因には、孤独と忙しさが挙げられます。また、情報ポータルサイト・ワールドアトラスによりますと、中国、ロシア、アメリカは、ネコが最も多い国だそうです。
話題2:上海ディズニーランドのチケット予約
6月16日に開園する上海ディズニーランドのチケット販売が先日、公式ウェブサイトで始まり、購入の申し込みが殺到しました。最も多い時で、1分当たり1千人以上がアクセス・購入しているということです。購入状況を見ると、上海現地の人以外で、最も購入が情熱的だったのは、北京の人々だったそうです。各旅行会社は早くから北京は巨大な消費のポテンシャルを秘めていることに目を付け、ほとんどのサイトが上海ディズニーランド旅行の宣伝を最も目立つ位置に配置し、北京を出発地とした商品が最多となっています。年内に上海ディズニーランドに行く予定の北京観光客は早めに計画したほうがいいと呼びかけられています。
話題3:ナビへの過度な依存は方向感覚を鈍化させる
ナビゲーションへの依存に警鐘を鳴らしました。ナビに依存することで生まれつき持つ方向感覚が鈍化し、ナビが使えなくなった時に、どうすべきか分からなくなる恐れがあるという。人間は生まれつき持つ測位能力を活用すべきだと見られています。ナビと地図の使い方を基本的な生活技能として生徒に教育するよう呼びかけたいのです。
話題4:「0.8ライフ学」
中国には、「人生腹八分、花は九分咲きが美しい」という言葉があります。つまり、何事も全力投球でするのではなく、少しの力を残しておいたほうがいいという意味です。この考えは、いま流行っている「0.8ライフ学」と共通しているでしょう。では、「0.8ライフ学」、その具体的な内容は一体何なのでしょうか。心臓が0.8秒に1回鼓動するというのが、健康な体の状態とされています。「0.8ライフ学」というのは、生活のリズムの早い日本で提唱されている新しい理念で、全てを全力ではなく、80%の力でし、残りの20%の力は、融通を利かせたりするための余力として残しておけば良いという考えです。その合言葉は、「生活において頑張ることも必要だが、ゆとりはもっと必要」と言えるでしょう。
2時間目:<日本人の北京暮らし>第14回 中国で恐竜を研究する日本人女性
今年から月曜日の2時間目には、「北京暮らし」のシリーズ番組として、中国在住の日本人が北京のお気に入りスポットや物にまつわるエピソードなどを取り上げてご紹介します。14回目は、人民網の取材による特集、中国の大地を駆け巡る若き日本人女性古生物研究者、黒須球子さんが中国との縁についてご紹介します。
地質・資源・環境などを中心に研究が行われる名門校、北京にある中国地質大学の博士課程で、約6500万年の昔に大生物、恐竜を研究する日本人女性がいます。甘粛省や遼寧省といった恐竜の化石が多く出土する地域の山間部や砂漠に入っては、男性陣に混じってハンマーやたがねといった道具を用いた力作業もこなしている黒須球子さんです。
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