wenhua
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一時間目、「ライフマガジン」と「北京暮らし」、絵文字VS百子湾
<ライフマガジン>
話題1:中国で一番使われる絵文字
話題2:イケメンの就活難
話題3:オフィスで嫌われる行為
<北京暮らし・北京の町巡り>
<北京暮らし>のシリーズコラム「北京の町巡り」でご紹介していきたいと思います。今回は北京の巨大住宅エリア、「百子湾」です。
数字の「百」に「子供」の「子」、それに「東京湾」の「湾」と書く「百子湾」は、北京東部の朝陽区にあります。これまでご紹介した「回龍観」や「天通苑」と同じく、北京の経済的住宅エリアの一つです。世界遺産にも登録された北京と杭州を結ぶ「京杭大運河」の北京に流れ込む支流・「通恵河」の川沿いに位置し、北京市の中心地「天安門」からおよそ10キロ離れた場所で、周辺の居住人口は15万人余りということです。
歴史書によりますと、中華人民共和国の成立前、この辺りは稗(ヒエ)の栽培をしていた小さな村で、「稗子湾(稗の村)」と名づけられました。中国語では、「稗(ヒエ)」の発音は「Bai」なので、数字の「百」とイントネーションが違うだけなので、いつの頃からか「百子湾」という名前で呼ばれるようになりました。その後、21世紀に入り、住宅の商品化に伴い、この辺りにも価格の安い、いわゆる「経済的住宅」の建設が始まり、大きな住宅団地が相次いで現れました。また、ここは北京市東部の交通の中枢、数字の「四」に「恩恵」の「恵」と書く「四恵」からとても近いので、交通はとても便利です。さらに、北京のCBD(セントラル・ビジネスエリア)の中心地「国貿(国際貿易センター)」から僅か5キロしか離れていないので、CBDのオフィスに通勤しているホワイトカラーの多くがここを住処に選びました。
また、「百子湾」という町には、北京市東部で、とても有名な自由市場、「東」に「郊外」の「郊」と書く「東郊市場」があります。この「通恵河」という川に沿って東西に延びる「東郊市場」の東側は、魚や肉などの生鮮食品や生活雑貨、お茶などを扱う市場で、西側は果物や野菜、花の市場です。 市場内は、自転車や車も走れるほど広くなっています。その道路の両側に間口の狭い小さな売店がびっしりと並んで、衣料品や携帯電話、瀬戸物、籐製品、掃除道具から、亀や金魚の屋台まで。置かれている品は多種多様、何でも揃っています。また、奥に進むと、「鮮魚館」、「調理器具館」「茶館」といった専門の売店がちらほらと見られます。
このような自由市場で日常生活に関わるものをすべて買えます。しかも、値段はスーバーやデパートで買うより、数倍お手頃です。自由市場をぶらぶら散策すると、あっという間に半日が過ぎてしまいました。聞くところによりますと、北京市のインフラ整備を進めるため、このような自由市場はいつか取り壊され、消えるかもしれないということです。古い北京の様子を伝えてくれる北京の自由市場、チャンスのある方はぜひ一度訪れてみてください。昔ながらの北京らしい雰囲気を思う存分味わえますよ。百子湾へのアクセスは、地下鉄7号線に乗って「百子湾」駅で降りれば着きます。
二時間目 中華美人伝奇 第11回 宋代 後篇
古来より、「英雄も美人の関所には苦労する」と言われるように、英雄の背後には、美女が付き物です。中国の歴史上において、美女に関する言い伝えや物語は数多くあります。
【ハイウェイ北京】、月曜日の2時間目はスペシャル・<中華美人伝奇>です。今日は第11話、先週に引き続き、中国の宋の時代の3大美女、伝説的な妓女(ぎじょ)「李師師(り・しし)」、異民族、遼の国の美人皇后「述律平」(じゅつりつへい)、そして女英雄の「梁紅玉(りょう・こうぎょく)」の物語をご紹介します。是非最後までお聞きください。
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