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4月13日 月曜日

2015-04-13 18:08:52     cri    

一時間目、「ライフマガジン」と「北京暮らし」、桜の女王VS簋街

<ライフマガジン>

 先月の末頃、南の江蘇省・無錫へ出張してきました。無錫の国際桜鑑賞ウィークの取材ですが、関連ニューや映像、そして動画番組はすでに日本語部のホームページにアップされていますので、興味のある方は是非アクセスしてご覧ください。また、今回の番組では、日本さらくの会の4代目の桜の女王・工藤園子さんへのインタビューをご紹介します。是非お楽しみください。

<北京暮らし・北京の町巡り>

 <北京暮らし>のシリーズコラム「北京の町巡り」でご紹介していきたいと思います。今回ご紹介するのは、古き良き北京の町・「西四」です。<北京の町巡り>には、古い町並み、いわゆる「老北京・古い北京」の風貌は欠かせません。今回ご紹介するのは、北京のグルメの町・「簋街」です。

 竹冠に「根っこ」の「根」の右側、そしてさらに下に「皿」と書く「簋」という漢字は、中国人にも余り知られていません。ですが、北京東部の東城区東直門にあるこの「簋」の「街」と書く「簋街」は北京だけではなく、全国的にも有名なグルメの町です。長さ1キロほどの「簋街」には、150余りの店舗が並びます。その9割以上は飲食店です。様々なレストランや料理店が集まり、高級でゴージャスな料亭があれば、こじんまりとした小さな居酒屋、さらには屋台もあります。料理の種類も多様で、伝統的な中華料理から、北京ならではの名物料理やアレンジされた各国の美食、そしてサソリの揚げ物など、ちょっと変わった料理までなんでもあります。また、町の周辺には各国の大使館が沢山あり、外国人にも大人気です。

 グルメの町としての簋街の歴史は1980年代に遡ることができます。そのころの中国は改革開放の初期にあり、生活レベルが低かったため、人々にとって外食はかなり贅沢なことで、その余裕も習慣もありませんでしし、当時の北京には、国営の食堂やレストランしかなく、料理の種類も数も限られていました。そんな時代に、この簋街を含む北京の東直門界隈には外国の大使館や駐在機構が多く建てられ、この辺りは外国大使館の従業員や駐在員がよく訪れる繁華街となり、外国のお客様をターゲットにした個人経営レストランがぽつぽつとこの町に登場したのです。そのうち、最も有名なのが1988年にオープンした「暁林レストラン」です。

 北京初の24時間営業の個人経営レストランとして、「暁林レストラン」はその業界で非常に有名です。80年代の北京、個人経営レストランが少なかったのに加え、さらに24時間営業のお店となると非常に稀でした。そのため、その名を慕って訪れるお客さんも大勢いました。人気が上がるにつれ、この町には様々なレストランが相次いでオープンしていきました。いずれも夜間のサービスを重視していましたが、一部夕方から営業を始めるお店も現れました。「簋街」の1文字目の漢字が「鬼」(おに)と同じ発音なので、夜を賑わすこの町は人々から、「鬼の町」、「鬼街」と呼ばれるようになりました。グルメだけでなく、夜の北京の繁華振りとロマンを満喫できるホットスポットとして今でも人気を博しています。ちなみに、簋街へのアクセスは、地下鉄2号線と13号線が通る「東直門」駅で降りるともう目と鼻の先ですので便利です。

二時間目 中華美人伝奇 第6回  東晋・南北朝篇

 古来より、「英雄も美人の関所には苦労する」と言われるように、英雄の背後には、美女が付き物です。中国の歴史上において、美女に関する言い伝えや物語は数多くあります。

 【ハイウェイ北京】、月曜日の2時間目はスペシャル・<中華美人伝奇>です。中国の歴史上において、有名な美女の物語を取り上げてご紹介します。今回は6回目として、中国の東晋・南北朝の3大美女、東晋の祝英台(しゅくえいだい)、南北朝・陳の後主の寵愛した妃の張麗華(ちょうれいか)、そして陳後主の妹楽昌姫(らくしょうひめ)の物語をご紹介しますので、是非最後までお聞きください。

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