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1時間目【チャイナエクスプレス】(中国サイコーの仕事、大連国際マラソン)
担当:高橋恵子、王小燕
北京では夜がふけると、蛙の鳴き声が響く季節となりました。今週は最高気温が30度を超える日が続いています。皆さんのところは、いかがですか。
今週の番組ではまず、火曜日の「ハイウェー北京」に最近届いたリスナーの皆様からのお便りをご紹介します。続いて「旬の話題」では、15日~21日まで天津で開催中の「国際デザインウィーク」の模様をご紹介します。天津初の今回の「デザインウィーク」には、ゲストシティーとして、イタリアのナポリが出展し、日本人建築家の黒川雅之さんの個展のほか、イギリス、台湾の展示コーナーもありました。中国経済のモデルチェンジにとって、今後は「設計力」こそ大きなキーワードとして注目されています。こうした中、天津は北京、上海に続いて、「国際デザインウィーク」を開催した国内3番目の都市となります。今年に続き、来年以降は年に1度のイベントとして定着していくことも決まったようです。
後半の「スペシャル・バスケット」では、5月13日に北京第二外国語学院 で行われた第33回日本語演劇大会の模様をお伝えします。当日、クラス対抗で12作品が上演され、日本語や演技力が競われました。演劇そのものの様子のみならず、先生やOBの大会に寄せた思い、そして、出演者、受賞者たちにもマイクを向けてみました。ぜひお聞きください。
2時間目「CRIインタビュー」(旅の達人、英語教育者・渡辺節子さん)
聞き手:王小燕、高橋恵子
渡辺さんはピンポン外交で世界の構図に大きな変化が起ころうとしていた時、滞在先のアメリカで中国語の勉強を始め、中日国交正常化の後に大手旅行社のツアーコンダクターとして、シルクロードを始め、世界各地を走り回っていました。
外国での仕事を通して磨かれた人との交流の経験は、のちに「発信型文化交流」や「発信型英語教育」の提唱者として日本で成果が表れます。折しも、 インターネットが普及し出した頃で、その波に乗り、旅先での見聞を日本語、英語で積極的に発信してきました。
こんな渡辺節子さんにとって、今回は15年ぶりの中国訪問になります。1999年の中国出張を最後に、しばらくは中国に来ていませんでした。今回はシベリアにある(ロシア)
ブリャート共和国の招きで、首都ウランウデで旅行業者と観光学科の学生を相手の講演会と講習のため、トランジットで北京を経由しました。これまでの15年間の北京の変貌を「まるでディズニーランドのようだ」と目を輝かせながら感想を聞かせてくれました。
最後に、いつも好奇心に溢れていて、エネルギッシュな渡辺節子さんからの「人探し」があります。
ツアーコンダクター時代に、仕事で仲良く付き合っていた北京のスルーガイド、「何幼文さん」を探しています。何さんは北京生まれ、年齢は60代前半。背が高くて、日本語がたいへん流暢な方です。奥様も日本語ガイドの出身。ご夫妻の手作り餃子がたいへんおいしくて忘れられないそうです。「今も元気か、会いたい」ということです。手がかりのある方、ぜひCRIのスタッフまでご連絡ください。
このほか、楽しい外国の旅をする上でのコツ、限られた外国語の力をフルに生かし、海外の人々と交流をしていく上でのコツなどなど、旅の達人でありながら、英語教育の達人ならではの話をお届けします。ぜひお聞きください。
【渡辺節子(わたなべ せつこ)さん】
津田塾大学英文科卒業、コロンビア大学大学院修士課程英語教授法専攻修了。
青山学院大学、日本大学客員講師。
日本IBM勤務後、東京銀行サンフランシスコ・エージェンシー勤務、
JTBでツアーコンダクターとして100余国、3000日以上の旅をし、
その後、SHE(Setsuko Heroic Explorers)設立。
過去40年以上、100を超える国々への旅行で得た異文化コミュニケーションの経験と、
インターネットの活用ノウハウを有し、文化紹介サイトJapan Thru Young Eyes を開設。
バイリンガルの日本紹介著書多数。
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