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担当:高橋恵子、王小燕
新しい年が始まり、番組構成と担当を微調整してからの初番組です。恵子・燕コンビでご案内してまいります。
先ず、お正月らしい企画でスタートです。今月は<シリーズ・ミニー・インタビュー>"私の今年の夢"をお届けします。続いて、恵子アナが北京の中でも、最も北京らしいところ、「故宮」。その外壁を一周しての見聞と発見をマイクリポートでお伝えします。リポートの間に聞いていただく「内•普里迪バイオリン協奏曲」は必聴です。17世紀のイタリア人宣教師が康熙皇帝のために作曲したもので、故宮の時計館に陳列されている置時計から、昔は、正時になると、流れてくる曲でもありました。
最後は月曜日から引っ越ししてきた「中国むかし話」。ベテランの林涛アナが制作を担当していた当局不倒の人気コーナー。これを昨年から、若手の白昊アナがリメークしてお送りしています。今回は「悪竜退治 その1」の再放送です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
二時間目「CRIインタビュー」(書道家稲垣黄鶴さんの描く北京の秋)
聞き手:王小燕、大野清司
今週は俳句集『北京恋』を書いた書道家・稲垣黄鶴(いながき・こうかく1903~2006)さんの描く北京の冬をご紹介します。ゲストは、黄鶴さんの息子さん・写真家の稲垣喬方(いながき・たかまさ)さんです。4月30日に放送した「春の句」、10月22日に放送した「秋の句」に続き、シリーズ企画の第3弾です。
朝寒し 老舗固く 閉ざされて
むらさきにかすむ西山目貼窓
蝈蝈児ふところにして茶をすする
鳩笛の今日も聞こえて冬ぬくし
喇嘛僧の袖振りゆくや冬野原
木々枯れて厳しき月のかかりけり
赤き塀白き粉雪の旅心
寒月の高く泥家の低きかな
冬籠る部屋南面し書萬巻
みんなみんな若き日の夢さくら草
稲垣黄鶴が導びく時空の旅へようこそ。ぜひ番組をお聞きくださいませ。(王小燕)
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