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一時間目 【チャイナエクスプレス】(消費キーワードにお茶とお酒の話)
担当:王小燕、大野清司
2013年最後の番組。以下の三つのトピックスをめぐってお話を進めてまいります。
1)今年の消費キーワードからみえるネット消費の隆盛
2)CCTVドキュメンタリー、『お茶 一枚の木の葉の物語』
3)白酒産業 ファッション性で若者層引を付ける努力を
前半は、淘宝網がこのほど発表した今年の消費キーワードを取り上げながら、人々の暮らしの視点からこれまでの一年を振り返ってみます。
・「霾単(煙霧対策のショッピング)」、ネット利用者は煙霧対策に8億7千万元
・「父嬰時代(イクメン」時代)」、男性3千万人が子ども用品181億円を購入
・「大黄鴨」(ラバーダック)、かわいいアヒルに10万人が853万元
・「県金流」(県エリアでの消費の増加)、県エリアのネット利用額が都市部を上回る
・「手機購物」(モバイルショッピング)4億人に根付くタッチして買い物の習慣
後半はお茶とお酒にまつわる話。CCTVは今年6回シリーズのドキュメンタリー『茶 一片樹葉的故事』(仮訳:お茶 一枚の木の葉の物語)を放映し、話題を呼びました。どのようなドキュメンタリーなのか。
お茶と肩を並べて、お酒も中国の伝統文化に欠かすことのできないキーワードです。ところが、白酒は度数が高く、堅苦しい場でしか飲まないなどの理由から、好んで飲む若者が少ない。一方、昨年末からの節約キャンペーンを受け、接待回数の減少につれ白酒の販路にも陰りがみえてきました。そんな中、最近では「青春小酒」などをキーワードに、ファッション性を前面に出しで若年層ゲットに乗り出した醸造元が現れています。節約キャンペーンが中国社会に及ぼす影響はまだ続く。(Yan)
二時間目「CRIインタビュー」(札幌市北京事務所・角田貴美さん)
聞き手:王小燕
2013年最後の「CRIインタビュー」は月一回の定例コーナー、「日本の自治体職員在中国、加油!」です。
今回は日本の北の国からやってきた札幌市北京事務所の角田貴美さんに話を伺います。
2008年のお正月映画『非诚勿扰』(日本語訳:狙った恋の落とし方)の人気で火がつき、ロケ地の道東を始め、中国人観光客に大きな北海道ブームが沸き起こりました。あれから7年余りが過ぎ、中日関係もこの間、紆余屈折を経ました。観光で結ばれた北海道と中国の現状はどうなっているのか。また、大気汚染対策や幼児教育、スキー観光など、その他の多くの分野でも北海道は中国の各地方と多彩な交流を展開しています。
ソーシャルネットワークの中国での隆盛に伴い、中国人が中国語を使って、中国人に向けての発信することを札幌市と北海道も重視するようになり、現在、札幌市北京事務所公式Weibo(ミニブログ)のフォロワー数は3万人余りを数えています。先日、ミニブログを通して呼びかけたオフ会に60人余りの北海道ファンが集まり、高度な情報交換が行われました。
14年1月28日に開通予定の広州・新千歳便を含めて、北京、上海、広州という中国で最も大きい三大都会と直行便で結ばれます。新しい年に向け、中国との交流に寄せる期待は?
角田所長からは放送をお聞きのリスナーの方5名に新年の特別プレゼントもあります。
a.初音ミクのキャラクター入りタオル 1名
b.ハローキティ―・北海道限定ボールペーン 2名
c.ハローキティ―・キャラクター入りクリアファイル 1名
d.北海道観光の穴場57か所ご紹介《隠・北海道57》(『道中人》編委会主編』1名)1名
番組をお聞きになってのご感想、札幌や北海道に寄せるメッセージと共にホームページからご応募ください。
最後に、これまでの一年、番組を聞いてくださり、どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年を。 (王小燕)
【角田貴美(すみた きよし)さん】
1961年札幌市生まれ
北海道大学法学部卒業後、札幌市に採用。観光部、国際部、企画部、産業振興部などで勤務。また、日本国外務省経済協力局、在ボストン日本国総領事館、国際スキー連盟世界スキー選手権大会組織委員会での仕事も歴任。
2010年より、札幌市北京事務所長。
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