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一時間目「チャイナ・エクスプレス」(新書『天国からのラブメッセージ』など)
担当:王小燕、志摩悦二郎、王穎穎
今夏の北京は何かと雨が多いです。
先週の3日~7日、中国大陸、台湾と日本からの演出家や役者たちで作り出されたテント芝居「サイボーグ・ドンキホーテ」(台本:周瓒、演出:桜井大造)が北京の「798芸術センター」で上演されました。環境や立ち退き、女性やエネルギー問題をはじめ、現代社会を生きている人間が抱えているメンタル面の問題に深く問いかけをしていた舞台でした。舞台関係者には演出家、役者のほか、学者、サラリーマンなど様々な職業からなっており、すべてボランティアとして参加しています。メッセージ性の強い、たいへん見応えのある芝居でした(写真提供:流火帐篷剧社)。
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さて、本日の番組は4本のトピックと夏をテーマにしたC-POPで構成します。メニューのご紹介です。
―6月の北京、モヤのある天気が昨年より6日も多くなりました。
―エアチャイナ、機上でのWi-Fiインターネットサービスを開始
―モダンアートの創作者金氏徹平氏、北京で初の個展(写真)
(開幕式で行った金氏徹平(かねうじ てっぺい)さんのインタビューも)
―【新書紹介】「天国からのラブメッセージ」中国人と日本人のアベックの純愛の記録(付楠著、中国出版伝媒股份有限公司)
この本は現在、映画化に向けての準備も進められているということです。
■神戸在住の中国人作家、神戸国際大学教授の毛丹青さんのツイッターから
亡き従妹の純愛物語は一冊の本になった。著者は 彼女の母親で、この二年間、涙を流しながら書き続けてきたという。序文を書かせて もらったが、なぜか従妹の笑顔はいつもそばにいる気がする。実話だからこそ伝えたい。
亡き従妹の純愛物語が広く知られるようになったのが、つい最近の国立図書館向けの中国最大なブックフェアだという。複数の映画製作関係者から問い合わせが寄せられたということもあって、嬉しく思っている。僕なりの供養だったかもしれないが、かならず映像化するようにしたいと考えている。
二時間目の「CRIインタビュー」(北京在住日本人主婦・田中かおりさん)
聞き手:王小燕、志摩悦二郎(左から志摩、田中さん、王小燕)
夫の北京駐在と共にこの6月末まで、北京で2年間生活していた日本人主婦の田中かおりさんにお話を伺います。
神戸生まれの田中さんは、日本で華僑の先生が開いた料理教室で中華料理のお稽古をしながらも、海外旅行は、中国よりも欧州の美術館めぐりを選んでいました。そんな田中さんが、決して自分の意志で始めたわけではない北京滞在をどのように過ごしてきたのか。今週と来週、2回に分けてお届けします。
今週は「料理」を中心に話を聞きます。日本で食べる中華と中国で食べた中華の違いは?料理の味や好みを通して感じた中国と中国人は?
稽古事や新しいものごとにチャレンジすることが大好きな田中さん。「意外とはまった」と2年間の北京滞在を番組で淡々と振り返っていました。 ぜひお聞きください。(王小燕)
<田中かおりさんの自己紹介から>
20年間保険会社に勤務した後、夫の北京赴任に伴い、この6月末までに2年間北京在住。観る事と、食べる事が好きな能天気で心配性の主婦です。
三時間目「イロハのチャイナ」
中国の大学生活と、日本と中国の大学生の違いがテーマです。
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