中秋の名月から一か月経ち、夜空に再びまん丸な月が現れましたが、ひと月前に比べると何故か寒々と見え、秋の気配が深まっているのを実感しています。木々の葉が色づいた北京では、先週の日曜日は好天気に恵まれ、西郊の紅葉の名所・香山では、1日で13万8千人の紅葉見物客が殺到し、山の麓から頂上まで賑わっていました。
天気予報では、今年の北京の気温は例年よりも早く寒くなると見られていることから、集団暖房の供給が例年の11月15日より1週間程度早く始まるとされています。
こんな秋が深まる北京からお送りする今週の番組では、先日の「敬老の日」(旧暦9月9日の「重陽節」)にちなんで、中国の高齢者社会の現状と対策をご紹介します。また、ビジネス最前線では、北京一の「茶城」(茶葉取引の町)馬連道取材の一回目をお送りします。
今から20年ほど前まで、北京の家々ではほぼジャスミンティーしか飲んでいませんでしたが、現在は全国のお茶の産地から各種の茶葉が供給され、飲むお茶の種類も豊富になっています。こうした変化を支えた茶葉商人たちのビジネスの現場を訪れてみました。 (Yan)
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