中国人女性 卒業後の初任給で両親に「愛の配当」

　北京在住の女性、張さんは就職後の初任給を使って両親にそれぞれ「娘の成長計画」への配当として6666.66元（約15万円）を贈りました。

　張さんが配当の形で家族と喜びを分かち合ったのはこれが初めてではありません。大学院在学中には奨学金を受けるたびに、このような「投資への配当」の形で両親に自分の成長は家族の期待と支持があったからこそと伝えてきました。張さんはこれらの「配当」について、厳密な意味での経済的リターンではなく、両親への娘としての深い感謝と愛情を込めたもので、愛情交流の独特なあり方と説明しました。

張さんの両親

　張さんの両親は娘からの気持ちに喜びと安堵を隠せません。二人は娘が独立して自主的に勉強や仕事で成績を上げることが最大の誇りと幸せだと述べました。娘は「配当」という独創的な方法で愛と感謝を表し、家族をさらに温かみと調和に満ちた場所にしました。

　張さんは自分の将来について、大いに自信を持っています。これからも仕事と勉強に励み、絶えず自分の能力と資質を高め、いつかは本当に両親に経済面での支持と保障を提供できると決意しました。家庭に対する責任感は張さんが絶えず努力する原動力です。（藍、鈴木）