世界競争力年鑑で香港が5位に浮上

2024-06-19 11:30:20  CRI

 

 IMD(国際経営開発研究所)が発表した2024年度「IMD世界競争力年鑑」(以下、「2024年鑑」)で、中国香港特別行政区の世界競争力ランキングにおける順位が前年の7位から5位に上がったことが分かりました。

 特区政府報道官は18日、「国際経営開発研究所が発表した『2024年鑑』は、客観的なデータやビジネス界の意見などの要素を総合したうえで、香港が世界で最も競争力のある経済体の一つであることを引き続き認めている」と述べたうえで、「中央のしっかりとした支援の下、香港経済は感染症流行後から回復を続け、特区政府は多くの措置を打ち出して市場の信頼を固め、また盛大なイベントを開催して観光を促し、消費を促進し、経済回復の勢いを固めている。同時に世界各地の企業、資金、人材を大いに香港に誘致し、金融、科学技術イノベーション、貿易などの優位カテゴリーの建設を積極的に推進し、グリーンモデル転換とデジタル経済の発展を受け入れ、新たな質の生産力の形成を加速し、経済の中長期的な質の高い発展を推進する。これらの取り組みはいずれも着実に進められており、良好な進展を遂げており、広く認められている」としました。

 報道官はまた、「香港は『一国二制度』の下で、祖国を背に世界とつながり、世界で唯一、中国の優位性と国際的な優位性を結集した都市だ」と指摘し、「将来を展望すると、香港は引き続き『スーパーコンタクト』と『スーパー付加価値者』の役割と機能をしっかりと発揮し、国の発展の大局に積極的に溶け込み、国の発展戦略と連携し、経済容量を持続的に拡大し、新たな成長ポイントを育成し、競争力を高め、経済発展をより高い段階に引き上げ、市民と企業のためにより多く、より良い発展の機会を創出していく」と表明しました。(雲、野谷)

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