竹内亮監督ドキュメンタリー映画『再会長江』が北京でプレミア上映

2024-06-06 13:19:21  CRI

 日本人ドキュメンタリー監督の竹内亮氏が手掛けたドキュメンタリー映画『再会長江』(日本語タイトルは『劇場版 再会長江』)の北京プレミア上映会が5日、北京市内で開催されました。

 会場には、竹内監督をはじめ、中国公共外交協会の呉海龍会長、在中国日本国大使館の金杉憲治大使、中国外文局の高岸明総編集長、国家映画局の陸亮副局長らがゲストとして招かれ、本作に出演している茨姆(ツームー)さんも出席しました。


▲上映後のあいさつをする中国公共外交協会の呉海龍会長

 中国公共外交協会の呉会長は、本作上映後のあいさつで、「竹内亮監督が撮った長江のドキュメンタリーには、美しく雄大な風景が紹介されているだけでなく、長江の文化的価値が発掘されていると同時に、彼が長江に寄せる情感も注ぎ込まれている。竹内監督のおかげで、日本の人々、また世界中の人々に中国についてもっと知っていただき、ありのままの現代中国を見ていただくことに重要な意味があると思う。竹内監督には、中日両国民の友好関係を促進する懸け橋となり、中日及び各国の人々との相互理解の促進に大きく貢献されることを心から期待する」と語りました。


▲あいさつをする在中国日本国大使館の金杉憲治大使

 金杉憲治大使もあいさつをし、「雄大に流れる長江を、南京から上流に遡りながら、その土地の方々との10年ぶりの再会を通じて、この10年間の生活の変化に加え、人々の心の変化を丁寧に描かれていることに大変感銘を受けた。今年5月のメーデー休暇には、多くの中国の方々に日本を訪れていただいた。機会があれば、皆様もぜひ竹内監督のように、日本を歩き回り、自分の目でありのままの日本を発見していただければと思う」と述べました。


▲竹内亮監督と出演者の茨姆さん

 ゲストのあいさつの後には、竹内監督と茨姆さんが登壇し、会場の観客との交流も行われました。質疑応答の際、ある観客から、「あなたが中国や中国人に愛される理由は何だと思うか」との質問を受け、竹内監督は、「人と人はお互い様だ。私は中国人と中国文化が好きなので、中国人に愛される確率も高いだろう」と答え、会場を盛り上げました。


▲長江の水を一緒にモニュメントに注ぐゲストら

 また、出席したゲストらは、中国と日本の文化交流の長い歴史を表すように、長江から運ばれてきた水を『再会長江』のロゴがデザインされたモニュメントに注ぎました。

 『再会長江』は4月12日よりすでに日本で一般公開されており、中国本土では5月24日より一般公開されています。(取材:シンエン、校正:MI)

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