中国 スマートコネクテッドカーの参入と路上通行の試行を実施

2024-06-05 15:18:26  CRI

2024年海口国際新エネルギー・コネクテッドカー展示会会場の様子

 中国工業情報化部はこのほど、スマートコネクテッドカーの参入と路上通行の試行を段階的に実施すると発表し、最初に試行を実施するコンソーシアムを確定しました。

 中国工業情報化部の公式サイトが4日発表したところによると、同部は専門家の総合的な意見と製品の種類、車両運行都市の特徴などの状況を総合的に考慮し、試行を実施する最初のコンソーシアムを確定しました。このコンソーシアムは自動車メーカー9社と主要なユーザー9社で構成され、北京、上海、広州など7都市でコネクテッドカーの参入と路上通行の試行を展開し、試行対象は乗用車、バス、トラックの3種類をカバーします。

 試行過程では、製品テストと安全性評価を系統的に実施し、コネクテッドカーの生産アクセス管理と道路交通安全管理システムを探索・整備します。

 最新のデータによりますと、2024年4月末までに、中国はコネクテッドカーのテスト用道路を2万9000キロ以上開設し、テストモデルのナンバープレートを6800枚以上発行し、路上テストの総走行距離は8800万キロを超えました。工業情報化部によりますと、現時点で一部の製品は一定の量産応用条件を備えています。次の段階として、安全の確保を前提に、スマートコネクテッドカーの参入と路上通行の試行を実施し、製品の機能・性能向上と産業エコロジーの反復的な最適化を促進し、中国のコネクテッドカー産業の質の高い発展を推進していきます。(hj、榊原)

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