食糧節約に規範を構築 食糧安全保障法が本日施行

2024-06-01 17:03:43  CRI

 中国では本日(6月1日)、食糧安全保障法が施行されました。同法は、国家の食糧安全をどう保障するか、どう行い、誰が行うかといった重大な問題について明示するものです。

 同法は中国の国情や食糧事情に基づき、耕地の保護、食糧生産、備蓄、流通、加工などの各段階や食糧関連の緊急対応や節約などについての、関連制度の構築と改善を目指しており、食糧分野の基本的かつ統括的な法律として、体系性、全体性、先見性を備えています。その大きな特徴には、食糧節約に関する規範を設けていることがあります。

 国家食糧・物資備蓄局法規体制改革司の韓継志司長は、「食糧の節約には社会全体の努力が必要だ。食糧生産者は作物の生育期間中の保護と生産作業の管理を強化せねばならない。食糧食品の生産経営者は、消費者に合理的な消費を促して、食糧の浪費を防止し低減することを法に基づいて行うべきだ。国民個人や家庭は科学的で健康的な習慣を身に付け、資源を無駄なく使い、浪費をなくす良い習慣を形成し、食糧の損失を減らすことが必要だ。また、食糧節約の知識普及と宣伝教育を行い、食糧を大切にして節約する風潮を形成するように導くことも重要だ」と強調しました。(MOKU、鈴木)

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