中国の宇宙飛行士 計14回の船外活動を完了

2024-05-28 13:37:05  CRI

 中国有人宇宙事業弁公室によると、中国の有人宇宙船「神舟18号」の宇宙飛行士は4月26日に宇宙ステーション結合体に進駐して以来、5月27日までに軌道上での勤務・生活は32日間になりました。

 「神舟18号」の乗組員は良好な健康状態を保っており、宇宙ステーション結合体は安定的に運行し、船外活動を展開する条件を備えているため、時機を見て間もなく1回目の船外活動を実施する予定です。それに先立ち、「神舟18号」の乗組員は船外宇宙服の点検をしました。

 船外宇宙服は宇宙飛行士の船外活動にとって、極めて重要な役割を果たしています。現在、中国の宇宙ステーションには船外宇宙服が3着用意されており、いずれも「飛天」2代目宇宙服で、交代で使用する形で宇宙飛行士の船外活動を支えています。

 今回の船外活動任務に基づき、宇宙飛行士は作業過程において必要とされる設備や道具などの確認も行いました。

 中国の宇宙ステーションを構築する段階に入ってから、中国の宇宙飛行士はこれまでに合わせて14回の船外活動を順調に終え、船外施設・設備の設置作業を展開し、宇宙飛行士とロボットアームの共同作業能力と船外活動支持設備の機能と性能を検査しました。(ZHL、藤井)

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