国務院台湾事務弁 台湾地区指導者の「5・20」談話を批判

2024-05-20 17:45:29  CRI

 国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官は20日、台湾地区の指導者が同日に発表した談話の中で両岸関係に言及した内容について、「現在、台湾海峡の情勢は非常に複雑で厳しいものであり、その根本的な原因は民進党が頑なに『台湾独立』の分裂立場を堅持し、一つの中国の原則を具現化した『92年コンセンサス』の承認を拒み、外部勢力と結託して絶えず『独立』を企てる挑発行為にある」と訴えました。

 陳報道官はまた、「台湾地区の指導者の本日の談話は、頑なに『台湾独立』の立場を堅持し、分裂のでたらめな理屈を公然と吹聴して両岸の対立と対抗をあおり、外部勢力に頼って『独立』を企み、武力に頼って『独立』を企てるものだ」と述べた上で、「戦争ではなく平和を、衰退ではなく発展を、分離ではなく交流を、対抗ではなく協力を求めることは、島内の民意の主流である。台湾地区の指導者が民意を顧みずに時代の潮流に逆行し、『独立』を企てる挑発と、台湾海峡の平和と安定を損ねる危険なシグナルを発することは、『台湾独立を企てる者』としての本性を暴露するものだ」と指摘しました。

 陳報道官はさらに、「大陸と台湾は共に一つの中国に属し、台湾は中国の不可分の一部である。われわれは『台湾独立』のいかなる分裂行為も決して容認せず、絶対に容赦しない」と示した後、「祖国は必ず統一しなければならず、必然的に統一する。島内の情勢がどのように変化し、誰が実権を握ろうとも、両岸が一つの中国に属するという事実、両岸関係の基本的枠組みと発展の方向性を変えることはできず、祖国は必ず統一するという歴史の大勢を阻止することはできない」と強調しました。(Lin、坂下)

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