広州市民の読書量は全国平均の2倍超

2024-04-23 12:45:07  CRI

借りた本をスーツケースに入れて持ち帰る利用者 

 22日に発表された「広州市『図書館の街』建設年度報告2023」によりますと、同市の公共図書館の来館者数は23年に初めて延べ3000万人を超えて延べ3263万3900人に達しました。1人当たり来館回数は1.73回です。登録読者数は559万700人で、登録読者率は29.7%に達しました。つまり市民の3分の1弱が市の公共図書館の利用者です。ある調査によりますと、広州市の成人読者と未成年読者の1人当たり読書量は全国平均の2倍以上に達しているということです。 

 市内にある図書館では、一度にたくさんの本を借りる利用者が少なくなく、借りた本をスーツケースに入れて持ち帰る人もいます。貸出規則によりますと、利用者カードごとに一度に30冊まで借りることができます。

 一度に30冊までの貸出は、全国でも指折り数えるほどしかありませんが、この数字は間もなく広州市自身によって更新されます。5月1日から一度の貸出冊数が現在の30冊から40冊に引き上げられ、国内の都市の公共図書館の中で一度の貸出冊数が最多になります。この冊数は、ロンドンやパリなどの国際的な大都市の公共図書館の一度の貸出冊数と同じです。国内外の各大都市の公共図書館の貸出期間は現在、最短で14日、最長で2カ月です。広州市の図書館の貸出規則によりますと、貸出期間の延長は現行の1回から3回に引き上げられ、つまり4回まで連続して借りることができ、総貸出期間は現行の62日から84日に引き上げられます。(任春生、柳川) 

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