王毅外交部長:国連がパレスチナを早急に受け入れることは、歴史の不公平を是正すること

2024-04-21 16:04:16  CRI

 王毅中国共産党中央政治局委員、外交部長は現地時間の20日、ポートモレスビーでパプアニューギニアのトカチェンコ外相と共同記者会見を行いました。

 王毅外交部長は「国連は世界的な課題に対応するためにしかるべき役割を果たすべきであり、安保理は国際平和と安全を守るためによりいっそうの職責を担うべきだ。国際社会は、米国が安保理でパレスチナの国連正式加盟に独占的に拒否権を発動したことに大きな不満と失望を感じている。国連が一刻も早くパレスチナを受け入れることは、長きにわたって滞っている歴史的不公平を是正することであり、国連加盟国の誰もが果たすべき国際的義務である。米国は再び露骨に国際的道義の反対側に立ち、国際社会と対立する側に立って、またもや歴史に極めて不名誉な記録を残した」と述べました。

 王外交部長はまた、「パレスチナが国連の正式加盟国になるのはイスラエルとパレスチナの交渉の結果ではなく、パレスチナに平等な交渉条件を与えることであり、2国家解決案への重要な一歩だ。パレスチナが国連の正式加盟国になる機が熟していないのではなく、正義が遅々として達成されていないということだ。米国は2国家解決案を支持すると主張する以上、実際の行動を起こしてほしい」と強調しました。(MOKU、坂下)


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