習近平国家主席 独首相にウクライナ危機の早期平和解決のための中国の原則を表明

2024-04-16 16:26:57  CRI

 習近平国家主席は北京市内の釣魚台国賓館で16日午前、ドイツのショルツ首相と会談しました。

 習主席はショルツ首相とウクライナ危機について意見交換をし、ドイツとともに国連憲章の精神と原則を守ることに尽力し、核兵器の使用や平和的な核施設への攻撃に反対し、国際的な食糧安全保障問題を適切に解決し、国際人道法を順守することを表明しました。習主席はまた、「現在は紛争のエスカレートを防止するため、各国は平和の早期回復に向けて共に取り組むべきだ。そのためには、次のいくつかの原則を把握すべきだ。第1点として、平和で安定した大局を重視し、私利私欲を追求してはならない。第2点は、情勢を緩和させるために冷静さを保ち、火に油を注いではならないということだ。第3点は、平和回復のための条件を積み上げ、矛盾をさらに激化させないことだ。第4点は、世界経済へのマイナスの影響を減らし、世界の産業チェーンやサプライチェーンの安定を破壊しないようにせねばならないことだ」と強調しました。(非、鈴木)

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