外交部の馬朝旭副部長が米外交官と会談 「サンフランシスコ・ビジョン」の実施継続で一致

2024-04-15 21:44:30  CRI

 外交部の馬朝旭副部長は15日、米国のバーンズ駐中国大使、米国国務省アジア太平洋担当のクリテンブリンク国務次官補、米国国家安全保障会議で中国担当を務めるサラ・べラン上級部長と会談しました。

 双方は両国首脳のサンフランシスコ会談と最近の電話会談で得られた共通認識に基づく中米各分野の対話と協力の推進や意見の相違の適切な管理とコントロールについて建設的な意思疎通を行い、中東地区、ウクライナ、朝鮮半島の核などの国際および地域のホットな問題について意見を交換し、「サンフランシスコ・ビジョン」を引き続き確実に実行し、各レベルの交流を維持し、中米関係をさらに安定させ発展させることで一致しました。

 中国側は、米国が最近、中国に対して「インド太平洋戦略」を推進し、中国の周辺で中国に関する一連の誤った言動を行い、特に米国・日本・フィリピンによる小サークルをかき集めて南海の情勢をかき乱すことに対する厳正な立場を表明し、陣営の対抗を起こしたりアジア太平洋地域の平和と安定を破壊してはならないと米国側に要求しました。

 中国側はまた、台湾、経済・貿易・科学技術、人と文化の交流などの問題における自らの立場を明らかにし、米国側に対して中国への内政干渉をやめ、中国の発展を阻害することや中国企業に対する理不尽な制裁をやめ、中国に対する経済や貿易、科学技術での圧迫をやめるよう求めました。(オウギ、鈴木)

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