中国航天科技集団 再使用型ロケットエンジン開発で大きな進展

2024-04-15 13:47:08  CRI

 中国航天科技集団の最新発表によりますと、中国が自主開発した130トン級の再使用可能な液体酸素・ケロシン燃料エンジンはこのほど、起動地上点火試験を2回無事に完了しました。これで、このエンジンは累計15回の繰り返し試験、30回の点火起動を完了し、累計試験時間は3900秒を突破し、繰り返し試験回数は中国の液体ロケットの主エンジン試験回数記録を突破して、今後の再使用可能なキャリアロケットの初飛行のための基礎を築きました。

 再使用型ロケットは従来の使い捨て型ロケットに比べて、「正確な着陸」「安定した接続」「壊れない」「修理が速い」という四つの重要な技術が追加されており、これらの重要な技術の突破は、再使用可能型エンジンの開発で最優先です。中国の再使用型エンジンの開発チームは、それぞれ研究開発と設計、生産製造、試験と試運転などの面から絶えず調整し、一連の画期的な進展を遂げました。(藍、榊原)

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