海外流出の文化財の帰国は台湾同胞含む中華民族全員の願い=国務院台湾事務弁公室

2024-04-10 14:45:29  CRI

 国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は10日の定例記者会見で、台湾の中華人間(じんかん)仏教連合総会がこのほど、海外に流出した貴重な文化財30点を国家文物局に寄贈したことについての記者の質問に答えました。

 朱報道官は、「中国の文化財はいずれも中国の歴史を担うものであり、海外に流出した文化財を帰国させることは、台湾同胞を含むすべての中国人の共通の願いだ」と述べ、「2014年には、台湾仏光山寺の星雲長老が信者から寄贈された国家級文化財である北斉の釈迦牟尼仏頭像を国家文物局に無償で寄贈し、2016年3月に国家博物館で式典を開催して、台湾海峡両岸の各界から広く注目を集めた」と説明しました。

 朱報道官はまた、「台湾の人々が海外に流出した仏教文化財を仏光山寺など台湾の寺院に寄贈して、大陸への寄贈を希望するケースが続いている。台湾の中華人間仏教連合総会は今回、会員から寄贈された文化財の中から宋、金、明、清代の彩色塑像30点を順次大陸に戻し、3月25日に国家博物館で文化財寄贈式を開催して国家文物局に寄贈した」と紹介しました。(hj、鈴木)

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