北京
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自閉症の子どもが公益的な治療を受ける
2024年4月2日は17回目の「世界自閉症啓発デー」です。北京市では子どもの自閉症患者の健康管理能力向上を目的とした公益研修プロジェクトがスタートしました。同プロジェクトは、関連従業員と保護者が自閉症児の健康管理能力を共同で向上させ、自閉症児の公益治療の常態化、公益訓練の体系化を推進することを支援するものです。
同プロジェクトの研修期間は4年間で、国内外の児童自閉症、発育遅延児童の健康管理理論と技術的方法を融合し、自閉症児童を継続的に追跡し、患児の生理構造、心理機能、行動表現などを評価し、患児の保護者に系統的で科学的な健康管理指導を提供します。また、同プロジェクトは総合集積医学と現代中医学の健康管理知識を備えた1万人余りの専門スタッフを育成し、国内外の自閉症児の分析・評価、健康管理に関する最新の研究成果を吸収、共有、応用します。
中国で自閉症は孤独症とも呼ばれ、子どもの神経発達障害性の疾患です。統計によると、世界の自閉症患者は約6700万人、中国は約1000万人で、そのうち300万人近くが子どもだということです。(雲、野谷)
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