蔵南地区は古くから中国の領土だ=国防部

2024-03-28 20:44:37  CRI

 国防部報道局長でもある国防部の呉謙報道官は28日の定例記者会見で、中国が西蔵(チベット)自治区として実効支配する地域の南に広がる蔵南地区と呼ばれる領域について、記者の質問に答えました。

 記者は「報道によると、インド国防省は、蔵南地区が中国固有の領土であるとする中国側の主張は『でたらめ』だとし、『アルナチャール・プラデーシュ州』はインドの不可分の一部だと主張している。さらに米国も『アルナチャール・プラデーシュ州』をインド領と見なし、軍事的または民事的手段による実効支配の境界線の突破に反対している。これについて、報道官はどう見るか」と質問しました。

 呉報道官は、「蔵南地区が古くから中国領であることは否定できない事実だ。(「蔵南地区のインド側呼称である)『アルナチャール・プラデーシュ州』とは、どこから持ち出したものだ」と反論し、さらに「米国には、他国の紛争を挑発して自らの私利を実現するという、非常に劣悪な歴史の記録があり、国際社会もよく知っている。中国とインドの間には、国境に関する完全なメカニズムと意思疎通のパイプがある。双方は対話を通じて国境問題を解決する能力と意欲を持っている」と述べました。(閣、鈴木)

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