中国への内政干渉の即時停止を米側に促す=外交部

2024-03-25 20:02:07  CRI

 外交部の林剣報道官は25日の定例記者会見で、ブリンケン米国務長官の香港に関する発言について、「米国が香港の『国家安全維持条例』を何度も中傷していることに強い不満と断固たる反対を表明し、米国に対し、香港問題への介入を直ちに停止し、中国への内政干渉をやめるよう促す」と述べました。

 報道によると、ブリンケン米国務長官はこのほど声明を発表し、香港の「国家安全維持条例」は香港人および香港在住の米国国民、企業に広く影響を及ぼし、香港人の権利と自由を損なうもので、香港の高度な自治を維持するという中国の国際的約束に背き、「一国二制度」の枠組みを破壊するとしています。

 林報道官はこれに対し、「『国家安全維持条例』の発効は、香港特別行政区が香港基本法の第23条規定に盛り込まれた憲法上の責任を効果的に履行することを示しており、香港の発展のために安全な基礎をさらに強固なものとし、香港の管理と発展をさらに加速させることになるだろう。香港各界はこれを大いに支持している」と指摘しました。

 林報道官はまた、「香港問題は完全に中国の内政であり、いかなる外国にもとやかく言う権利はない。中国政府の国家主権、安全保障、発展利益を守る決意は揺るぎなく、『一国二制度』方針を貫徹する決意も揺るぎないものだ」と強調しました。(任春生、坂下)

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