習主席が湖南省を視察 改革と革新の堅持を強調

2024-03-22 11:15:55  CRI

 習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席はこのほど湖南省を視察した際、湖南は国の新たな発展構造の構築における自らの戦略的な位置付けをしっかりと把握し、中部地区の成長と長江経済ベルトの発展を推し進める中で先頭に立ち、中国式現代化建設における湖南の一章をつづるよう求めました。

 習主席は18日から21日にかけて、長沙市や常徳市の学校や企業、旧市街、農村などを調査研究しました。

 習主席は18日午後、湖南第一師範学院を視察した際、「国が強くなるには、教育をしっかりやらなければならない」と述べました。

 その後、習主席はリチウムイオン電池の正極材料の研究・開発・生産・販売に従事する中独合弁企業のBASF杉杉電池材料(BASF Shanshan Battery Materials)を視察しました。習主席は、「技術革新と質の高い発展は、企業が伸び続けるカギであり、民間企業と合弁企業はこの分野で大いに活躍できる」と述べました。

 習主席は21日午前、中国共産党湖南省委員会と省政府による活動報告を聴取し、湖南省の各分野での取り組みを評価しました。その上で、「技術革新は新たな質の生産力を発展させる核心的要素だ。技術革新を通じて産業革新をリードすることにより一層努力し、率先して国家の戦略的な科学技術力と連携し、国内外の一流の研究開発機関を積極的に導入し、重要分野の自主的革新能力を高める必要がある。優位性を持つ産業に焦点を絞り、産業基盤の再構築と重要技術設備の難関突破を強化し、引き続き先進的な製造業を強化し、産業のハイエンド化、スマート化、グリーン化の発展を推進し、国家レベルの産業クラスターを構築しなければならない」と強調しました。(ZHL、榊原)

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