中豪関係は正しい軌道に復帰 必要なのは迷わず外れず後戻りをしないこと=外交部

2024-03-21 22:21:58  CRI

 外交部の21日の定例記者会見では、ある記者が林剣報道官に対して王毅外交部長のオーストラリア公式訪問についての状況紹介を求めました。

 林報道官は「王毅外交部長はオーストラリアのキャンベラで現地時間20日に同国での公式訪問を開始し、ペニー・ウォン外相と会見した」と紹介しました。

 林報道官の説明によると、王部長は「両国指導者の戦略的指導の下で、双方が共に努力することで、中豪関係の氷が砕かれ、航海が改めて始まった。各分野の交流と協力は徐々に回復しつつある。このことは、オーストラリアの国と国民の根本的かつ長期的な利益に完全に合致しており、現在の時代の発展の潮流にも完全に合致している。中国とオーストラリアの関係が正しい軌道に乗ったからには、迷わず、針路から外れず、後戻りをしないようにせねばならない。前進する方向を明確にした以上、しっかりと歩み、遠くまで歩むように努力せねばならない」と述べました。

 オーストラリア側は、「豪中は全面的な戦略的パートナーであり、同じ地域に位置している。差異や食い違いによって豪中関係を定めるべきではない。オーストラリアと中国の関係が再び正しい方向に戻ることを歓迎する」と表明しました。

 双方は、各分野の対話を再開して確立して、作用を確実に発揮させ、両国の外交、経済貿易、科学技術、教育、法執行などの主管部門によるより多くの協力を推進し、海洋関連の対話の展開を積極的に考慮することで一致しました。双方は、両国の人の往来を円滑にするためにさらに踏み込んだ措置を取ることでも合意しました。(TONG、鈴木)

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