今年1-2月 中国からの対外直接投資額は3.14兆円相当=商務部

2024-03-21 19:33:39  CRI

 商務部の何亜東報道官は21日午後の記者会見で、最近の商務分野の重点作業の関連状況を紹介し、記者の質問にも答えました。

 何報道官は、中国からの2024年1-2月の対外非金融類直接投資は前年同期比10%増の1496億4000万元(約3兆1400億円)だったと紹介しました。うち中国企業の「一帯一路」共同建設国家への非金融類直接投資額は、同0.6%増の331億8000万元(約6970億円)だったとのことです。

 また、1-2月の対外請負工事の売上高は前年同期比9%増の1380億6000万元(約2兆9000億円)で、新規契約額は同12.1%増の1951億2000万元(約4兆1000億円)でした。うち「一帯一路」共同建設国家での請負工事の売上高は同9.6%増の1114億2000万元(約2兆3400億円)で、新規契約額は同17.7%増の1628億6000万元(約3兆4200億円)だったとのことです。

 一方で、中央経済作業会議で打ち出された「投資中国」というブランディング作業が実行に移され、市場化・法治化・国際化の一流ビジネス環境の構築が続けられています。商務部は今年、各国の投資家が中国に進出し、中国を理解し、中国に投資するために良好な条件をつくり出すべく、「投資中国」ブランディング作業を展開していく方針です。(ミン・イヒョウ、鈴木)

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