王毅外交部長 中豪関係の発展経験を語る

2024-03-20 16:19:47  CRI

 王毅外交部長はオーストラリアのキャンベラで現地時間20日、オーストラリアのペニー・ウォン外相と第7回中豪外交・戦略対話を開きました。

 王部長は、「過去10年間の起伏は、われわれに汲み取るべき教訓を残すとともに、大切にすべき経験も積んだ。最も根本的なことは相互尊重を堅持することだ」と指摘した上で、「中国はオーストラリアの内政に干渉したことはなく、オーストラリアが選択した制度と道を尊重している。同様に、オーストラリアも両国国交樹立以来の約束を引き続き厳守して、中国の主権、尊厳、正当な関心問題を尊重し、適切に対応することを望んでいる」と中国の態度を示しました。

 王部長はさらに、「最も肝心なことは共通点を求めて相異点を保留する『求同存異』を堅持することで、最も重要なことは互恵とウィンウィンを堅持することで、最も貴重なことは独立自主を堅持することだ」と述べ、「両国の関係が正しい軌道に戻ったからには、ためらったり、逸脱したり、後戻りしないようにしなければならない。これは両国人民の共通利益に合致し、域内諸国の普遍的な期待でもある」と強調しました。(朱、榊原)

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