北京
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中国の「農村サッカースーパーリーグ(村超)」と呼ばれている第2回貴州省農村サッカースーパーリーグの決勝リーグが16日に中国南西部貴州省の黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州榕江県で開幕しました。
△貴州省・榕江県の「村超」サッカー場で行われた試合
「村超」とは貴州省・榕江県で開催されている「和美カントリーサッカースーパーリーグ」の略称です。昨年5月に第1回「村超」が開催されて以来、地域に密着した競技スタイル、多彩な民族文化、盛り上がった現場の雰囲気から急速に人気が高まり、注目を集めています。現在、第2回「村超」の予選リーグはすでに完了しており、62チームが熱戦を繰り広げた結果、最終的に20チームが決勝リーグに進出しました。
決勝リーグに進出した20チームはA組とB組に分けられてリーグ戦とトーナメント戦を行い、優勝が決まるまで計98試合が行われます。これらの試合は主に週末や祝日に開催され、5月25日まで続きます。
16日の開会式には、サッカーチームや応援団、パフォーマーなど43の隊列の約3500人がパレードに参加しました。会場で行われた3試合の開始前、中盤および試合後には、スイ族やトン族の舞踊が披露されたほか、花火が打ち上げられ、数万人の観客を喜ばせました。
榕江県の徐勃県委員会副書記・県長は、「今年は『村超』の社会効果と経済効果に焦点を当て、より多くの新しい楽しみ方を導入する予定で、楽しいサッカーを通じて、楽しい文化を伝え、経済を発展させ、住民の増収と地域おこしに力を入れていく」と述べました。(ZHL、野谷)
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