フィリピンは国際社会へのミスリードと南海問題を理由に紛争を起こすことをやめるべき=外交部

2024-03-14 20:41:50  CRI

 外交部の汪文斌報道官は、フィリピンのマルコス大統領が12日にベルリンでドイツのショルツ首相と会談した後に行った南海問題に関する発言についての記者からの質問に答えました。

 汪報道官は「中国は最も早く南海諸島および関連海域を発見し、命名し、開発利用した国として、同地域について最も早くから持続的、平和的かつ有効な主権行使と管轄を行ってきた。中国政府は第二次世界大戦後に『カイロ宣言』と『ポツダム宣言』の定めに基づいて、日本に不法占拠されていた南海諸島を回復し、主権を行使するようになった。中国の南海における領土主権と海洋権益は次のような内容がある。『中国は南海諸島の主権を持つ』『中国南海諸島は内水および領海、接続水域を持つ』『中国南海諸島は排他的経済水域と大陸棚を持つ』『中国は南海での歴史的権利を持つ』だ。中国の上記の立場は国際法と国際的な実践に合致している」と表明しました。

 汪報道官はさらに「フィリピンは、中国側が九段線の内側海域の全てを領土と主張していると称しているが、これは中国の立場を意図的に歪曲したものであり、事実に合致しない。フィリピンは国際社会に対するミスリードをやめ、南海問題を理由にして紛争を引き起こし、外部の力を借りて南海地域の平和や安定を破壊することをやめるべきだ」と指摘しました。(シンエン、鈴木)

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