オランダ籍クルーズ船が天津に初来航 30カ国の観光客が中国の旅をスタート

2024-03-12 14:53:56  CRI

 オランダ籍のクルーズ船ザイデルダム(ZUIDERDAM)号が11日午前7時、天津国際クルーズ母港に来航しました。このクルーズ船は天津へは初の来航で、乗船している30の国や地域からの観光客1100人余りが中国の旅を始めました。

11日に天津国際クルーズ母港に接岸するオランダ籍クルーズ船

 ザイデルダム号は全長285.43メートル、幅32.25メートル、総トン数8万2800トンです。船内には936の客室があり、最大で2388人の乗船が可能で、米国のシアトルに本拠を置くクルーズ会社ホーランド・アメリカラインの初のビスタ級クルーズ船です。今回は乗組員760人と観光客1100人余りが乗船しており、天津港には1泊2日の停泊予定です。乗客は主に米国、ドイツ、カナダ、オランダ、英国、オーストラリア国籍で、乗船客の大多数は北京、天津の2カ所を観光し、一部は中国西北部の西安市を訪れる予定です。

 天津海事局船舶監督管理部門の責任者によると、天津国際クルーズ母港には2024年は60隻の船舶が来航し、延べ約18万人の観光客にサービスを提供する予定です。乗客の通関手続きを改善するため、天津税関などの部門はスマート検査を導入し、乗客の荷物、乗船券、出入国検査の三つのコードを一本化して、乗客に便宜を図っているということです。(殷、坂下)

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