中国人留学生への嫌がらせをやめるよう米国に促す=外交部

2024-03-08 20:24:11  CRI

 外交部の毛寧報道官は8日の定例記者会見で、「米国はこのところ、政治目的で中国人留学生に対して頻繁に嫌がらせや尋問、本国送還などを行っている。こうしたやり方は当事者の正当かつ合法的な権益を著しく侵害し、中米の正常な人的往来を著しく妨害し、両国の人的交流の強化と利便性に関する中米首脳の合意に著しく反している。中国はこれを強く不満とし、断固反対し、既に米国側に厳正な申し入れを行った」と強調しました。

 最近、またもや1人の中国人留学生が米サンフランシスコ国際空港で入国しようとした際、米国境警備官に個室に連れて行かれ、交代で12時間にわたって尋問され、20時間以上拘留された後、最終的にビザを取り消されて入国を拒まれ、強制送還されました。

 毛報道官は、「米国は一貫していわゆる『開放と自由』を標榜し、米中の人文交流を重視するとか中国人留学生を歓迎するなどと言いながら、実際には絶えず国家安全保障の概念を一般化し、中国人留学生に対して選択的、差別的、政治的な法執行を行っている。その本質は、米国の一部の人間に依然として冷戦思考があるためだ」と指摘しました。(ZHL、坂下)

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