中国海警局 フィリピン船による仁愛礁への不法侵入について談話発表

2024-03-05 15:07:17  CRI

 中国海警局の甘羽報道官によると、フィリピンは5日、自らの約束を破って、海洋警察船2隻、輸送・補給船2隻を中国南沙諸島の仁愛礁付近の海域に意図的に侵入させ、不法に「座礁」した軍艦に物資を輸送したということです。これに対し、中国海洋警察は法に基づいて厳格に管理制御を行い、必要な生活物資を輸送するフィリピンの船舶1隻に対して人道的観点から臨時に特別手配を行いました。現場での処置は合理的かつ合法的で、専門的な規範に合致しています。この間、フィリピン海洋警察の4407号船は中国側の再三の警告を無視し、『海上における衝突の予防のための国際規則に関する条約』に違反し、専門性に欠ける危険な方法で、正常な法執行を行っている中国側の海洋警察21555艇に故意に衝突を試み、軽微な傷を負わせました。

 甘報道官は「この責任は完全にフィリピン側にある。フィリピン側は約束を守らず、故意に挑発的に行動し、悪意を持って事態のエスカレートを煽り、南海地区の平和と安定を破壊し続けている。中国の海洋警察は終始厳戒態勢を敷き、いかなる権利侵害と挑発行為にも断固として反撃し、国家の領土主権と海洋権益を断固として守っていく」と強調しました。(ミン・イヒョウ、坂下)

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