中国共産党中央政治局が会議 政府活動報告を討論

2024-02-29 18:12:49  CRI

 中国共産党中央政治局は29日、習近平総書記の主宰の下で会議を開き、国務院が第14期全国人民代表大会第2回会議に提出する予定の『政府活動報告』の審議稿について討議しました。

 会議では、「過去1年間、混迷を極める国際環境と困難で、厳しい改革・発展・安定という任務を前に、習近平同志を核心とする党中央は全党・全国各民族の人々を導き、外部の圧力に耐え、内部の困難を克服し、並々ならぬ努力を払ってきた。新型コロナウイルス感染症の予防・抑制が安定した段階に移行し、経済は回復・好転を実現し、民生は力強く効果的に保障され、通年の経済・社会発展の主要目標・任務が順調に達成され、質の高い発展が着実に推進され、社会主義現代化国家の全面的建設が堅実な一歩を踏み出した」との認識を示しました。

 また会議では、今年が中華人民共和国成立75周年に当たり、第14次五カ年計画の目標・任務を実現するための重要な年であることが強調されました。

 さらに、「今年の活動は穏中求進(安定の中で前進を求める)、以進促穏(前進によって安定を促す)、先立後破(先に新しいシステムを作ってから、古いシステムを壊す)を堅持しなければならない」と強調しました。その上で、「民生を確実に保障・改善し、社会ガバナンスを強化・革新しなければならない」「政府自身の建設を強化し、形式主義、官僚主義を断固として是正し、着実に取り組み、成果が出せるよう努力し、通年の経済・社会発展目標の達成という任務に励まねばならない」と強調しました。(Yan、坂下)

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