中国浙江省 2023年の常住人口は50万人増

2024-02-27 10:19:06  CRI

 中国東部に位置する沿海地区の浙江省統計局が26日に発表した2023年の人口に関するデータから、2023年の浙江省の常住人口は6627万人で、2022年の6577万人より50万人増えたことが分かりました。そのうち、都市部人口が全体に占める割合(都市化率)は74.2%です。

 浙江省の常住人口は数年間連続して増え続け、2018年は前年末より80万人増の5737万人になり、2019年はさらに113万人増の5850万人に増え、2021年は前年末より72万人増の6540万人になりました。2011年末から2023年末にかけて、常住人口は5463万人から6627万人に増えました。

 また、人口の成長状況から見れば、2023年末、同省の常住人口における出生数は38万3000人、死亡数は約44万人であるため、自然増減数はマイナス5万7000人で、出生率(人口1000人に対する1年間の出生数の割合)は5.80で、死亡率(人口千対)は6.66、自然増減率(人口千対)はマイナス0.86です。2022年より、出生率は0.48ポイント下がり、死亡率は0.42ポイント上昇したため、自然増減率は0.90ポイント下がりました。

 浙江省全域では、杭州市は常住人口が最多で、2023年末、1252万2000人に達しました。また、温州市と寧波市はそれぞれ976万1000人、969万7000人となっています。(殷、野谷)

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