レバノン経済貿易相 WTO加盟における中国の支持に感謝

2024-02-27 13:28:34  CRI

 世界貿易機関(WTO)第13回閣僚会議(MC13)が26日から29日まで、アブダビで開催されています。代表団を率いて会議に出席した商務部の王文涛部長は25日、WTOのイウェアラ事務局長と会談した際、中国は紛争解決メカニズムの正常な稼働を回復し、農業交渉業務計画を制定し、後発開発途上国と食糧純輸入発展途上国の食糧安全保障面での要望に応え、漁業補助金の第2段階合意を推進することを支持すると強調しました。また、中国は投資円滑化協定をWTOの法的枠組みに組み入れ、電子送達の一時的な関税免除を維持し、電子商取引交渉をできるだけ早く終わらせることを支持する姿勢を示しました。

 レバノンのアミン・サラム経済貿易相は26日、「ここ数年、中国はレバノンを含むアラブ諸国と協力し、統一的なアラブ市場を構築することで、アラブ諸国のWTO加盟を支援してきた。『一帯一路』共同建設のような先見性のあるイニシアチブはアラブ地域で定着し、他の重要な地域につながっている。中国からの関心に非常に感謝しており、中国の同業者と協力し、双方の経済貿易関係を改善・発展させることを大いに期待している」と述べました。

 アラブ首長国連邦(UAE)のタニ・アル・ゼユーディ対外貿易担当相はWTOにおける中国の積極的な役割を評価したうえで、「中国は、WTOのルールや手続きに対する他の加盟国の理解を強め、WTOの機関能力を高め、WTOプロセスへのより良い参加のための基礎を築くことに尽力している」と評価しました。(怡康、野谷)

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