上海協力機構は一貫して中国外交の優先的方向

　外交部の毛寧報道官は23日の定例記者会見で、前日（22日）に行われた上海協力機構（SCO）事務局設立20周年レセプションの状況について紹介しました。

　毛報道官は、「王毅外交部長は昨日、SCO事務局設立20周年レセプションに出席し式辞を述べた。SCOは発足以来、一貫して健全で安定した発展の勢いを維持しており、メンバーは現在26にまで拡大した。関係各方面は絶えず善隣友好と政治的相互信頼を強化し、安全保障・経済・人文などの分野における協力を深め、人類運命共同体の構築のために重要な協議と実践を模索しながら、新しいタイプの国際関係と地域協力のモデルを確立してきた」と高く評価しました。

　また、「中国はSCOの創設メンバーであり、一貫してSCOを外交上の優先方向としている。SCOのパートナーと共に、団結と相互信頼を強化し、協力についてのコンセンサスを結集し、全方位の協力を展開しながら、グローバル・ガバナンスに積極的に参加していく」と述べた上で、グローバル発展イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブの実施を促し、世界の恒久平和と共同の繁栄のためにSCOとして貢献していくという願いを強調しました。（Lin、坂下）