第3回「天宮絵画展」 が中国の宇宙ステーションで開催

　第3回「天宮絵画展」の展示が23日、中国の宇宙ステーションで始まりました。宇宙滞在中の「神舟17号」の乗組員は、軌道上で新時代の青少年が中国式現代化に思いをはせた美しい絵画を展示・紹介すると共に、全国の青少年に向け、中華人民共和国成立100周年の暁には、何世代にもわたり刻苦奮闘し、犠牲と献身を続けて実現された現代化中国を共に目で確認しようと約束を交わしました。

　絵画展では「子どもが見た中国式現代化」をテーマに、「人口規模が巨大な現代化」「全人民が共に豊かになる現代化」「物質文明と精神文明が調和する現代化」「人と自然が調和して共生する現代化」「平和的発展の道を歩む現代化」など中国式現代化の五つの特色がテーマ別に展示されています。「小さな画家」らは絵筆で自分の心の中の強国の夢を描き、自分の目に映った「中国式現代化」の姿を描き、心を奪われるような美しい絵で、国を挙げ一丸となって中国式現代化を推し進めようとする強い力を生き生きと表現しています。

　今回の絵画展は、中国の全国的な青少年組織である中国少年先鋒隊全国活動委員会弁公室と中国有人宇宙事業報道宣伝弁公室の指導の下、中国宇宙基金会が主催したものです。昨年10月に正式に募集が開始され、応募作品2万点以上の中から53点が選ばれ、貨物宇宙船「天舟7号」が宇宙ステーションへ運びました。（Yan、榊原）